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2025/07/31 10:52
こんにちは、Teto tetoの延原真由子です。
ついに、はぶ草茶の第一弾、一番茶の収穫が全圃場で無事終了しました。
はぶ草ネタが続きますが(笑)
今、一番体力と気力を注いでいるこの作業について、もう少しお話させてください。
🌿 約10日間の収穫と2日間の天日干し
収穫スタートから約10日間かけて、丁寧に一番茶を摘み終えました。
毎年天日干し中の急な雨が心配ですが、今年はまったく雨が降らず、おかげで美しい色に仕上がりました。
(他の作物の事を考えると雨があまりにふらないので心配です><)
天日干しは2日間かけて実施します。
晴天の日程を見計らい、1日目はできるだけ薄く広げて蒸れないようにしながら、上下を2〜3回切り返し。
三次市では最高気温39℃の日もあり、炎天下の作業は30分ほどでも大変でした(苦笑)。
2日目には8つの干し場に広げた茶葉を1〜2場所にまとめ、最後の乾燥で茎の水分をしっかり飛ばします
🌿保存と次への準備
乾燥後は袋に密封してお茶蔵で保存。出荷前に鉄釜で手煎りして、はぶ草茶としてお届けします。
生命力の強いはぶ草は、二番摘みも可能なので、お盆明けから次の収穫に入ります。
🌿地味だけれど重要な判断と経験
一見同じことを繰り返しているので、写真では見た目に変化がなくても(笑)、
お茶の状態をその都度判断して完成させる作業は、地味ですが時間と経験を要する大切な工程です。
また作業の合間には、貞野製茶工場の貞野さんや、畑や干し場を提供してくださる地域の方々、そして行き交う子どもたちとの自然な対話が生まれます。
高齢の方が多く暮らすこの地域では、暮らしや健康の話題で会話が弾むことが多いのですが、私はその時間が本当に心地よく、大好きです。
そんな和やかなひとときこそ、地域とのつながりを深め、お茶文化を育んでいると感じています。
🌿今日も明日も明後日も
お茶作りは続きますが、自然の営みと共に暮らし、仕事があるこの生き方が私は好きです。
長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。