
ブログ
2025/07/09 12:49
こんにちは、Teto tetoの延原真由子です。
今回は、Teto tetoのお茶が育まれている「場所」について、少しお話させていただきます。
私たちの拠点は、広島県三次市の中山間地域、上田町(うえだちょう)という里山にあります。
春には山桜が咲き、夏は深い緑に包まれ、秋には幻想的な雲海が広がり、冬には茶畑が雪の帽子をすっぽりとかぶるほどの雪が積もります。
そんな四季折々の風景に囲まれながら、Teto tetoのお茶づくりは営まれています。
茶畑は傾斜のある土地に広がっており、大きな機械が入らないため、作業の多くは人の手で行っています。
農薬を使わず、草の管理や土づくりも自然と向き合いながら進めています。
Teto tetoのお茶は、地元の貞野製茶工場の事業を承継するかたちでスタートしました。
現在も、貞野さんご夫婦にご指導いただきながら、茶畑でのお茶の管理、製茶、焙煎——ひとつひとつの術を学んでいます。
長年地域のお茶文化を支えてこられたお二人から、
「技術だけでなく、大切にしてきた姿勢や想い」も受け取ることが、今の私たちのお茶づくりの礎になっています。
自然の豊かさと厳しさが背中合わせのこの里山で、
この土地でしか生まれない味や香りを信じて、丁寧に育てていきたいと思っています。
Teto tetoのお茶を手に取ってくださる方にも、
この風景のやさしさや、人の手のぬくもりが、ほんの少しでも届きますように。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Teto tetoのブログでは、日々の出来事や商品づくりの裏側を、週に1度程
のペースでゆっくり綴っていきます。また次回も、のぞいていただけたら嬉しいです🍵✨